『バスケットはお好きですか?』:スラムダンク
『0.1秒縮めんのに一年かかったぜ・・・!!』:アイシールド21
『許せサスケ これで最後だ』:NARUTO(ナルト)
『生殺与奪の権を他人に握らせるな!!』:鬼滅の刃
『下を向くんじゃねぇぇぇぇぇ!!!バレーは!!!常に上を向くスポーツだ』:ハイキュー
などなど、連載が終了している今でも語り継がれている名作など日本には多くのマンガがあります。
その中でもジャンプ作品は一度は皆さん耳にした事もあるでしょう。
ジャンプ作品と出会い、私は人生変わったと言っていいほどジャンプ作品が好きです。
上に書いた名言がどのシーンや背景で描かれたのか、想像するだけでもワクワクしますよね。
今回は面白いって聞くけど実際読んだ事ないんだよなーって方に
このランキングを見れば必ず人生の糧になり、週末を有意義にお過ごしいただけると思います。
それでは5位から見ていきましょう。
第5位 アイシールド21
幼い頃から気弱な性格で、みんなのパシリをやらされていた主人公、小早川瀬那。
泥門高校に入学し、そこでもパシリをやらされるはめに。
ある時パシリで培った俊足を買われなぜかアメフト部に入部させられる。
魅力的なキャラクターや疾走感、感動が織りなす爽快ギャグスポーツマンガ。
魅力:①アメフトなど知らなくてもなぜか死ぬほど面白い
普通スポーツマンガと言ったらバスケ、サッカー、野球などがメジャーなスポーツですよね。
名残があったとしてもラグビーぐらいではないでしょうか。
そんなド定番を完全に無視し、アメフトでクリスマスボウル(全国大会決勝)を目指すストーリー
読んでいくにつれてルールはもちろん、ストーリーにどんどんハマって行く事間違いなしです。
魅力②1人の力だと勝てないがみんなの力が合わされば、大きな相手にも立ち向かえるということ
各キャラクターは決して才能に溢れる選手達の集まりではない。
しかしそれぞれに得意分野があり、その一点だけは誰にも負けないぐらいの才能がある。
足が速いだけの主人公:小早川瀬那
キャッチ力だけは誰にも負けない:雷門太郎(モン太)
スピードゼロだが、それを補うパワーの持ち主:栗田良寛
勝つ為ならどんな卑怯で姑息な事でもやるチームのブレーン:蛭魔妖一
など、他にも様々なキャラクターがこのマンガの魅力である。
幼いながらにここまで読み込んだマンガはこれが初めてでした。
それぐらい小さい頃に衝撃を受けたマンガです。
私が一番好きなシーンは(※ネタバレあり)
神龍寺ナーガ戦の阿含に倒されながらも残り時間を数秒残したモン太のプレー
読者の誰もが「終わった」と思ったんじゃないでしょうか。
もちろん私も思いました。あれは当時読んでて一番湧きましたね。
神龍寺ナーガ戦は言わばスラムダンクで言うとこの山王戦!実質決勝みたいな相手と一回戦で当たるという鬼畜極まりない対戦カード。
誰もが諦める点差なのに誰も諦めていないチームの信頼やチームワーク、絶対にクリスマスボウルに行くんだという熱い気持ちが凝縮された一戦だったと思います。
その他にも数々の名シーンがあったり、主人公瀬那のサクセスストーリーや
各キャラクターのクリスマスボウルにかける思いなど、必ずどんな人にも刺さる作品だと言えます。
魅力③連載が終わった今も熱いマンガ
こちらはアニメ化もされており、先日21周年を迎えたことにより特別に読切がジャンプ本誌で掲載されました。ファンからしたら最高のプレゼントでしたね。
第4位 スラムダンク
日本国民なら知らない人はいないと思います。
実際読んだことや見たことはないにしろ必ず名前や名シーンの1フレーズなどは聞いたことがあるのではないでしょうか。
おすすめされるけど作品自体がもう古くて正直読む気がしないとか、一昔前の映像のクオリティで昨今のアニメのクオリティとどうしても比べてしまってどうも手が出ないという方も多いのではないでしょうか。
正直に言います。
そんな方にこそ見てほしい!!!!!
今更感や昔のマンガでしょと一線引くのは本当に勿体無い。
日本人として生まれ育ったのなら、いやむしろ人間として生まれたのなら読まなきゃ損です。
私も初めてスラムダンクを読んだのは20歳前後の大学時代に車の教習所にたまたま全巻あり、待ち時間暇なので読み始めたのがきっかけでした。
教習の先生にお前はいつもスラムダンク読んでるなと言われるぐらい夢中になって読みました。
時には人目も憚らず瞳に涙を浮かべながら(笑)
魅力
①弱小校が少しずつ成長し強豪校と渡りあう王道サクセスストーリー
正直、これに勝る魅力って何ですか?
王道マンガとしてこれ以上に興奮して手に汗握れるものって私はないんじゃないかと思います。
しかも主人公はバスケド素人の桜木花道。
ことごとく好きな女の子をスポーツマンに取られてきた人生でスポーツマンが正直大嫌い。
しかし、赤木晴子に出会い、『バスケットはお好きですか』と聞かれた事で好きでもないバスケをやり始めたのがきっかけ。(青春ですね)
そこから少しずつバスケの楽しさ、仲間と切磋琢磨した日々、少しずつ成長していく花道を見ていると自ずと自分の事のように感情移入していけるそういうマンガです。
好きなシーンはやっぱり最後の山王戦のラストあたりの花道が客席にぶつかって起き上がった時に赤木晴子に言った一言、『大好きです 今度は嘘じゃないっす』と言った事。
最初に晴子に聞かれた時は晴子に好かれたいが為に嘘の返答をしていましたが、
今回のは心の底からバスケが好きで出た言葉でした。
客観的に見ると晴子に告白しているかのような感じにも映るのがまた最高に良いです。
もう一つは流川と花道が最後の最後でお互いを信じパスを出し合い、最後の決勝点をもぎ取った後の
2人が初めてハイタッチをするシーン
このシーンで泣かない人はいないんじゃないでしょうか。
お互い相手の事が嫌いで今まで一回もパスを出したことがなかったが少しずつ信頼関係が芽生え相手のことを認め出し、最後の最後で決勝点を決めた瞬間。
いやーこの漫画に出会えて本当に幸せだなと心の底から思いましたね。
大切なことは全て漫画から教えてもらったと思っていますがスラムダンクは私の中では頭ひとつ抜けてますね。
そんな素晴らしい作品です。
第3位
鬼滅の刃
こちらも一世を風靡した吾峠呼世晴先生の大ヒット漫画です。
ちょうどコロナ禍に入ったあたりにアニメがスタートし、みんなこのアニメにどハマりしたんじゃないでしょうか。
私ももちろんその1人です。
作品自体は人間の住む世界に凶暴な鬼がいて、人間はそんな鬼に恐怖し、怯えながら暮らしていて
主人公の炭治郎は鬼に家族を殺され絶望するシーンから話がスタートします。
言わばダークファンタジーに分類されるでしょうか。
家族を殺された炭治郎は唯一生き残り鬼化してしまった妹、禰󠄀豆子を人間に戻すために鬼と戦う道を選び、仲間とともに成長して鬼を倒すストーリー
魅力:
①家族愛
妹を人間の元の姿に戻すために鬼と戦う道を選んだ炭治郎。
ほとんどの家族を鬼に殺され、生きる希望を無くしてしまいそうな状況で、残された妹の為に強い信念を持ち鬼に立ち向かうその姿は本当に頭が下がります。
自分がもし同じ立場になったら果たして同じように出来るだろうかと毎回心を打たれます。
禰󠄀豆子もまた兄の為に鬼にも関わらず助ける姿も読んでいて感動する場面です。
また鬼側も元々は人間でそのものにも家族がいたり、人間時代に虐げられた事があったりと鬼側のエピソードも魅力の一つだと思います。
②決して諦めない心
人間と鬼
それだけで能力的にも肉体的にも全てにおいて人間が劣っているのが現状。
人間は一度傷付いたらすぐには回復しないが鬼はすぐに再生できたり、腕力も違ったりと根本の体の作りがそもそも違う。
そんな鬼相手に刀1つで立ち向かうんです。
正直人間としてのポテンシャルが鬼よりも何倍もないと勝てないと思います。
そんな絶対的に不利な状態でも諦めずに戦う姿や、自分が死んでも次の者に託して紡いでいく姿など涙なしでは見れません。
もう疲れた、休みたい、ここで止まってしまえば楽になるだろうにと思うシーンが何個もあります。
それでも諦めずに戦う姿に心打たれること間違いなしです。
第2位
NARUTO
1999年〜2014年までの約15年間連載されていた国民的マンガの1つ
海外人気も高く、こちらも王道のバトルものですね。
私もこのマンガは擦り切れるほど幼少期に読みました。
連載が終了しているので今の若い世代の人達は知らないかもしれませんが、
今でもジャンプ史に残る名作だと個人的に思います。
魅力:
①少年心くすぐる熱いバトル!!!
日本の男の子なら誰しも1回は憧れたであろう忍者!!(多分)幼少期に忍者ごっこをして遊んだ経験ありますよね?私も友達と中二病さながらで印を結んで遊んでました。
今では外国人も日本と言えば忍者というイメージを持たれている方も多く、忍者をコンセプトにしたお店もたくさんありますよね。
また日本のアニメが海外人気を得るようになったのは間違いなくNARUTOの海外人気が要因の一つだと思います。
そんな気になるNARUTOですが連載は既に終了しており、読んだことが無い方も多いのではないでしょうか。
私は青春時代NARUTOが好きで単行本はもちろん全巻持っていましたし、アニメも全て鑑賞しました。
落ちこぼれの主人公【NARUTO】は幼いころに両親をなくし、友達もおらず誰からも相手にされない毎日を過ごしていました。
しかし一人の先生【イルカ先生】からは他の子と同じように扱ってもらい、親がいたらこんな感じなんだろうなと【NARUTO】は幼いながらに思っていました。
徐々に同年代の仲間や先生、里の人達から信頼されるようになりライバルと切磋琢磨し、里の長【火影】を目指すという成り上がりストーリーとなります。
火・水・雷・土・岩などの様々な忍術や体術、幻術などを駆使して忍者通しがバトルする感じはやっぱり手に汗握るものがありますね。
②ストーリーが神
主人公【NARUTO】のサクセスストーリーもめちゃくちゃ良いのですが、NARUTOの親友でもあり、ライバルの【サスケ】のストーリーがこれまた良い!!
兄【イタチ】との因縁や復讐が【サスケ】の目標であり、越えなければいけない壁。
何十巻にも及ぶ伏線の回収はまさに天才!
最初に読んだ時には涙なしでは読めませんでしたね。
回収後にまた読み返すと、ああーだからあの時こういう発言をしてたのかとか、最初っからここまで見越してたのかとか2回3回と読み返すうちにまた新たな発見があったりととにかく知らない人は絶対に読んでほしいストーリーです。
③是非見てほしいおすすめ箇所
《NARUTO vs ペイン戦》
ペインはNARUTOの師匠、自来也の兄弟子にあたる存在です。
自来也が初めて能力未知数のペインと対戦しました。自来也は何の前情報もなくペインと相対したにも関わらずペインを追い込みました。最終的には負けて死んでしまいますが、次戦のNARUTOとの勝負に間違いなく勝利のヒントを与える戦いでした。
自来也の残した情報がなければおそらく負けていたでしょう。師匠の仇を倒す因縁のバトルであること。
またさらに1段階成長したNARUTOの戦いっぷりが手に汗握ること間違いなし。
《サスケ vs イタチ》
うちは一族を壊滅へと追い込んだイタチとの因縁の対決
そこには強くなったサスケに自分自信を殺させてうちは一族の仇を取ったと思わせるためのものでした。
兄イタチの弟を思う気持ち、憎まれながらも悪役に徹しきったイタチの最期
こちらも涙なしでは語れません。
単行本もこの巻だけめちゃくちゃ分厚かったのを今でも覚えています。
《映画BORUTO》
こちらはNARUTOが連載終了した後のエピソードNARUTOの息子BORUTOが主役の映画です。
こちらの映画の最後のBORUTOがNARUTOに手を添えられ大きな螺旋丸を作る箇所
なかなかの名シーンです。父 NARUTOのこれまで歩んできた険しい道のり、父の偉大さ、それを
息子に受け継ぐシーン、ジーンときます。
いよいよ第一位です
第1位
ハイキュー
私の中で堂々の一位を飾ったのはつい先日新しい映画が公開されたばかりの高校バレーマンガ、ハイキューです。
原作は2012年〜2020年の約8年間、週刊少年ジャンプで連載されており、アニメも第4期までが放送されています。
ハイキューの良さはまさに『青春』『友情』『人間味』だと個人的に思います。
高校バレー部が舞台のマンガで1人1人がしっかり個性があり、バレーが上手な人もいれば下手な人もいて、
でも全員が全員主役みたいな、かつ自分に似てるキャラに関しては親近感を持って感情移入できるようなそんなマンガです。
主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)は身長が低く、決してバレーに向いている体格とは言えないながらも誰よりもバレーが好きで、彼の何に対しても前向きでひたむきな性格に救われた人も多いのではないでしょうか。
個人的好きなシーン
対白鳥沢戦の月島蛍(つきしま けい)がバレーにハマる瞬間
全国大会出場を決める宮城県大会決勝戦、全国クラスの牛島若利(うしじま わかとし)率いる白鳥沢高校との対戦。
ベタですがこのシーンは誰が見てもジーンときますよね。
バレーに関して特に思い入れもなく、たかが部活と割り切っている月島。
全国屈指の実力の持ち主、牛島を止められるなんて1ミリも思っていない。
ただ、たった1回ぐらいは止めてみせようと試合序盤から牛島に気持ちよく打たせておいて終盤のここぞというタイミングでブロックで止めた瞬間。
策がきれいにハマって試合を大きく動かす1点を取った時。
月島がこれまでに見せたことのないガッツポーズをした瞬間。
出典:ハイキュー 単行本より
全読者が心震えたんじゃないでしょうか。天才はごく一部の人間でそれ以外は特に大きな取り柄もない凡人がほとんどです。
そんな人間を元気づけてくれる1点だったと思わせられるものでした。
映画が絶賛上映中
現在ハイキューは絶賛映画公開中です。2024年2月16日
私も初日にレイトショーで鑑賞してきました。
映画のストーリーは全国行きを決めた烏野高校と、烏野高校と古くからの因縁がある音駒高校とのゴミ捨て場の決戦(全国大会3回戦)が描かれた試合でした。
友達でありライバルの孤爪研磨(こづめ けんま)との対戦でもあります。
研磨は愛らしい見た目をしておりとても人気のキャラクターですが、根性論や努力などを嫌う、
まあ今どきの若者って感じですね。
そんな研磨は真逆の性格の翔陽にどこか引かれており2人の掛け合いや、やりとりがとても微笑ましくいつまでも見ていたいと思います。
他にも音駒ブロッカーの黒尾と烏野の月島、音駒リベロの夜久と西谷などの対戦も見どころのひとつです。
劇場版は上映時間が85分と実際の試合と同じ長さで映画も上映され、より試合(映画)に没入できるような作りとなっています。
こちらの映画に関しての感想等はまた別記事にて投稿したいと思います。
さて、いかがでしたでしょうか。
今紹介した作品は全て映像化しており、動画配信サブスクでもご覧になれます。
少しでもご興味持たれましたら幸いです。
このように週末の楽しい時間をさらに有意義なものにしてもらうために様々な動画配信に関しての情報をアップしていきます。
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mugi